とりの足跡
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黒猫の小夜曲

投稿日:2018.09.03 Mon 21:20
カテゴリ:読書‐小説

知念実希人さんの「黒猫の小夜曲」を読みました。


単行本を積んでいる間に文庫版が出るという……もうこういうことはやめようorz


「黒猫の小夜曲」データとあらすじ



人間たちの魂を案内する「僕」はひょんなことから猫に姿を変え、地上に降りるはめになった。


なんでも誰かが推薦したらしい。まったく、迷惑な話だ。


高位な霊的存在に戻るため、未練をかかえた地縛霊を探し始めた「僕」。しかし出会うのはひとクセある魂ばかりで……。


収録作

  1. プロローグ
  2. 桜の季節の遺言状
  3. ドッペルゲンガーの研究室
  4. 呪いのタトゥー
  5. 魂のペルソナ
  6. エピローグ

感想


「優しい死神の飼い方」から続くシリーズ2作目。


横糸となる個人の未練を解消しつつ、縦糸となる大枠の事件を追う流れは前作と同じ。


ただ今作は未練に縛られているのが生身の人間ではなく「魂」という話が多く、ファンタジー色が濃い目に感じました。


章ごとに「残された謎」や「今までの事件との繋がり」の説明が入るのは分かりやすいですが、まだるっこしかったりミスリードが強引すぎる場面があったのはちょっと残念。


前作のテーマが「死を目前にして自分や過去と向き合う」だとすると今作は「もう会えない人と向き合う」。


先に進む、行くべき場所へ行く。そのためにどう動くか。


割り切れない幕引きは円満ハッピーエンドではないかもしれないけれど、当人たちが向き合った結果ならいいのかな、と。


特に好きなのは「ドッペルゲンガーの研究室」。千崎みたいな執念深い刑事好きです。


物語における「猫」の強みを再確認した1冊でした。どこに現れても不自然じゃないし便利よなあ、猫。


関連記事


このシリーズは他巻の感想も書いています。


  1. 優しい死神の飼い方
  2. 黒猫の小夜曲

鳥好きによる想像


もし次作があるとすれば今作に登場した「同業者」が主人公になるんでしょうか。


猫と相性が悪いワイルド系というと野鳥……は昨今色々厳しいから、はぐれヨウムとかフクロウ?ハリスホークもかっこいい。


好物が生肉になりそうなのと飼育許可関連がネックですが、戦闘もこなせる大きいのがいいなー。


可愛い小動物の中身がアレというのもそれはそれで面白そう。笑

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