とりの足跡
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優しい死神の飼い方

投稿日:2018.08.25 Sat 20:34
カテゴリ:読書‐小説

知念実希人さんの「優しい死神の飼い方」を読みました。


「優しい死神の飼い方」データとあらすじ



人間たちの魂を導く「私」は期せずして犬の姿に身をやつし、地上に降りることになった。


吹雪の中に、夏毛で。


魂の「地縛霊化」を防ぎ、再び高貴な霊的存在として返り咲くため「私」は死期の迫る人間たちに接触するが……。


収録作

  1. プロローグ
  2. 死神、初仕事にとりかかる
  3. 死神、殺人事件を解明する
  4. 死神、芸術を語る
  5. 死神、愛を語る
  6. 死神、街におりる
  7. 死神、絶体絶命
  8. 死神のメリークリスマス
  9. エピローグ

感想


個人経営のホスピスを舞台に、患者たちの「未練」を解消していく連作ファンタジーミステリ。


ひとりひとりの問題と対峙するたび小さな謎や苦味が残り、それが後の山場へ収束していく構成になっています。


謎解き部分は読めてしまう展開も多いですが、合理主義で高慢だったレオが患者たちの機微に触れて変化していくところが好き。


エピローグでレオが思う「未練が生まれる理由」は考えさせられます。


それをいつも隣に見ながら進むのは難しい。でもその時に折り合うことはできるかもしれない。


特に好きなのは「死神、愛を語る」。読み終える前と後でカバー絵の見方が変わる1冊でした。


次は「黒猫の小夜曲」。こちらは今作にも登場した「同僚」が主人公。


食い意地が張っていて自惚れ屋なところは似ているものの、レオとはまた違ったタイプなので先行きが楽しみです。


関連記事


このシリーズは他巻の感想も書いています。(2018.9.3更新)


  1. 優しい死神の飼い方
  2. 黒猫の小夜曲

実は……


実はこのシリーズ、結構前に序盤だけ読み「ちょっとノリが合わない」と積んでいたもの。


先日、ある方が同著者・別シリーズを読み進めているのを見て「早まったか……?」という思いが膨らみ、引っ張り出してきました。


結果、良かったー!読めて良かったー!


この件に限らず、かねてより様々なきっかけと刺激、そして楽しい時間をいただきました。


本当にありがとうございます。


こんな所からですが、最大級の感謝とありったけのエールを。


またいつかどこかで、ご縁があることを勝手ながら願っております。

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